Q. 営業はノルマがあるのでしょうか。
A. みなさんがイメージするような営業ノルマはありません。
長い時間、顧客と二人三脚で開発を進めることも少なくありません。 条件のヒアリングから始まり、テスト品の提出や研磨実験を経て、受注成約まで2年、3年と要するものもあります。したがって、毎月グラフを張り出して営業員を競わせたり、ダイレクトな歩合給がつくことはありません。
ただし、目標自体はありますし、目標達成度は評価の一因になっています。
Q. 営業の出張頻度はどのくらいでしょうか。
A.
国内:原則日帰りですが、1泊2日(週1回)または2泊3日(2週に1回)程度が多いと思われます。
営業個人の裁量に任せているので、人によって様々です。
海外:月に1回、3泊4日程度の出張に行く者もいれば、2ヶ月に1回、1週間近く出張をする者もいます。平均すると、年に5~6回程度でしょうか。
海外展示会に出展する場合は、開催期間とその前後を合わせて10日間近く滞在する者もいるので、担当する仕事や地域によって期間・頻度は大幅に変わってきます。
ちなみに、海外を含む出張は、技術職や管理部門職でも行きます。
Q. 海外営業があるらしいですが、語学が苦手です。大丈夫でしょうか。
A. 現時点で苦手でも、入社後に目標を持って勉強していただければ大丈夫です。
顧客へ伝えたいという気持ちがあれば、語学力は飛躍的に向上します。必要であれば英会話教室へ通学することもできますし、専門用語や業界独特の表現については先輩社員が教えます。
語学の不得意さよりも、食べ物の好き嫌いがある方や環境の変化に適応できない方のほうが海外営業には不向きです。現地のものをばりばり食べて、しっかり体を休められることこそ、出張を成功に導く鍵です。
とある営業職員 「広州でヘビ料理を満喫しました。犬でもサソリでもどんとこいです」。
採用の場では、ウケがいいので海外出張の話が多くなってしまいますが、金額ベースで約4割は日本国内に出荷しています。まだまだ、顧客の技術のコアは国内にあるところが多く、“新しい研磨市場”へのチャレンジは国内営業開発が中心です。
Q. 営業はお酒が飲めないとつらいと聞きましたが、実際はどうなのでしょうか。
A. 我々の業界も接待がないとは言いませんが、少ない方なので飲めなくても問題はありません。歴代の営業部長の中にはまったくお酒が飲めない者もおりましたが、ビジネス上問題はなかったそうです。ただし、飲めなくても宴席には出なくてはならないこともあります。
Q. 技術職希望なのですが、営業への異動もあるのでしょうか。
A. 適性があり、必要と会社が判断した場合に営業への異動の話が上がることはありますが、原則的には本人の希望を優先します。
一方で、技術職に所属しながら営業に同行して技術フォローを行ったり、商談に同席することもあります。我々の市場は墓石磨きからナノテクまで広範囲にわたっているため、視野が狭くなるのを防ぐために、技術職も社外で顧客と接する機会を設けるようにしています。
Q. 文系出身でも生産管理の仕事は可能ですか。可能なら、配属の条件はありますか。
A. 基本的に計数管理能力があり、Excel等を扱えれば可能です。
Q. 理系出身でも管理部門職(総務・経理等)の仕事は可能ですか。可能なら、配属の条件はありますか。
A. 可能です。いずれの部署も計数管理能力が求められるので、理系出身者の方が活躍する可能性は大いにあります。
ただし、理系出身者は技術職に配属されることが多いため、管理部門職への配属を希望する場合はその旨を伝えるようにしてください。
Q. 残業は多いのでしょうか。
A. 受注変動や季節変動があるため残業はありますが、残業量は人それぞれで、同じ部署でも担当する仕事によって異なります。詳しくは、説明会にて興味のある部署の先輩社員に直接聞いてみてください。
当社は効率的に仕事をする者が評価される風土なので、空気を読んで無駄な残業をする風習はありません。
もちろん、納期が迫っている、どうしても今日中にやってしまわないといけない等理由があるときは、事務所で最後の1人になろうとも、最後まできっちり仕事を終わらせてください。
Q. 有給休暇は取れますか。
A. もちろん取れます。しかし、タイミングは重要です。
休みを取ったら納期に間に合わない、休みを取ったら他の人にも大きな影響が出る、といった時期に相談もなく休みを取るのは、褒められる行為ではありません。事前に休む日を決め、仕事に影響が出ないよう調整すればまったく問題ありません。また、休みたいのに休めないといったことが続かないよう、日頃から多機能工化や機械化を進めています。
実際、忙しい時期とそうでもない時期がはっきり分かれている仕事もあり、忙しい時期に有休を取るのは正直難しいですが、そうでもない時期に3ヶ月連続で月に1回ずつ4連休をつくった人もいます。
Q. 工場は3K(きつい・汚い・危険)なのでしょうか。
A. 常に工場内の環境には気を配り、労働安全衛生法以上のクリアな環境を目指しています。
他社の実態はわかりませんが、砥石をよく知る顧客の監査等では「予想以上に清潔である」とお褒めの言葉をいただくことも少なくありません。
Q. 勤務地・配属で本人希望はどのくらい考慮されますか。
A. 本人の希望+会社の人員配置の必要性+当人の適性・能力等から総合的に判断されるものなので、希望直後に叶う場合もありますし、逆に何年経っても叶わない場合もあります。しかし、人員配置を行う際は本人の希望を常に念頭に置いています。
希望の職種・配属先がある場合は、試用期間(7月20日まで)中に行われる面談で素直にお話ししてください。面談という名目ですが、実際には相談の場だと思っていただいても結構です。
Q. 営業・総務に関係なく、作業服を着るのでしょうか。
A. 当社はメーカーですので、職種を問わず作業服を貸与しています。
技術職の着用は義務ですが、間接部門は本人の判断に任せています。たとえば、外出の予定がない日は作業服を着用し、外出や来客の予定がある日はスーツを着用する等。ワイシャツ・ネクタイに作業服の上着を羽織っている人が多いです。
作業服以外を着る場合は、スーツの着用が義務付けられています。また、一部事務用制服がある職種もあります。